2026年10月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
ギグワークス株式会社 (2375)
決算評価: 普通主要業績指標
AI財務分析レポート
1. 総評
ギグワークス株式会社は、2026年10月期第1四半期決算を発表しました。売上高は5,596百万円で前年同期比4.4%減少しましたが、営業利益は112百万円と黒字転換を果たしました。前年同期は営業損失244百万円だったため、大幅な改善が見られます。経常損失58百万円、四半期純損失59百万円と損失は残っていますが、構造的な改善が進んでいることが伺えます。暗号資産評価損170百万円の計上が利益を圧迫しましたが、事業セグメント別ではオンデマンドエコノミー事業とWeb3サービス事業が好調で、通期業績予想の上方修正につながりました。
2. 業績結果
- 売上高: 5,596百万円(前年同期比4.4%減)
- 営業利益: 112百万円(前年同期は△244百万円)
- 経常利益: △58百万円(前年同期は△289百万円)
- 当期純利益: △59百万円(前年同期は△348百万円)
- EPS: △3.01円(前年同期は△17.55円)
- 配当: 未定
業績結果に対するコメント: 売上高は前年同期比で減少しましたが、これはデジタルマーケティング事業の売却によるものです。事業セグメント別に見ると、オンデマンドエコノミー事業が20.0%増収、Web3サービス事業が588.1%増収と好調で、全体の売上減少を補っています。営業利益は黒字転換し、経常損失も大幅に縮小しました。暗号資産評価損170百万円の計上が利益を圧迫しましたが、本業の改善が進んでいることが伺えます。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 522,249 | -5.3% | | 現金及び預金 | 223,726 | -10.7% | | 受取手形及び売掛金 | 219,057 | -6.8% | | 商品 | 50,031 | 18.5% | | 仕掛品 | 193,097 | 73.2% | | その他 | 565,570 | 9.0% | | 固定資産 | 250,574 | 11.4% | | 有形固定資産 | 85,537 | 3.9% | | 無形固定資産 | 82,211 | 49.8% | | 投資その他の資産 | 82,826 | -5.1% | | 資産合計 | 778,039 | -0.4% |
【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 376,337 | 2.1% | | 支払手形及び買掛金 | 62,740 | -6.4% | | 短期借入金 | 110,000 | 0.0% | | その他 | 695,583 | 33.2% | | 固定負債 | 131,449 | -0.6% | | 長期借入金 | 62,986 | -0.9% | | その他 | 173,041 | 1.8% | | 負債合計 | 507,786 | 1.3% |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 259,807 | -3.8% | | 資本金 | 107,554 | 0.0% | | 利益剰余金 | 107,085 | -8.4% | | その他の包括利益累計額 | 14,773 | 70.1% | | 純資産合計 | 270,253 | -3.4% | | 負債純資産合計 | 778,039 | -0.4% |
貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は33.6%で前期の34.6%から1.0ポイント低下しました。流動比率は138.7%と短期的な支払い能力は十分です。資産構成では無形固定資産が大幅に増加し、特にのれんが2.5倍に増加しています。これはM&Aによるものと考えられます。負債では短期借入金が1,100百万円と変わらず、流動負債の増加は未払金の増加によるものです。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(百万円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益) | 559,619 | -4.4% | 100.0% |
| 売上原価 | 445,192 | -0.9% | 79.6% |
| 売上総利益 | 114,427 | -9.6% | 20.4% |
| 販売費及び一般管理費 | 103,170 | -34.9% | 18.4% |
| 営業利益 | 11,257 | 104.6% | 2.0% |
| 営業外収益 | 662 | 10.0% | 0.1% |
| 営業外費用 | 17,730 | -2.1% | 3.2% |
| 経常利益 | -5,810 | -79.9% | -1.0% |
| 特別利益 | 4,274 | - | 0.8% |
| 特別損失 | 2,125 | - | 0.4% |
| 税引前当期純利益 | -3,661 | -98.7% | -0.7% |
| 法人税等 | 4,220 | -31.0% | 0.8% |
| 当期純利益 | -5,906 | -98.3% | -1.1% |
損益計算書に対するコメント: 売上高営業利益率は2.0%と前年同期の△4.2%から大幅に改善しました。販売費及び一般管理費が34.9%減少し、営業利益の黒字転換に貢献しました。営業外費用では暗号資産評価損170百万円が計上され、経常損失の拡大要因となりました。特別利益では違約金収入40百万円が計上され、特別損失の固定資産除却損2百万円を補っています。
5. キャッシュフロー
記載なし
6. 今後の展望
通期業績予想を上方修正し、売上高22,000百万円(前回予想比+1.2%)、営業利益240百万円(前回予想比+10.0%)、経常利益202百万円(前回予想比+10.0%)、当期純利益58百万円(前回予想比+10.0%)を見込んでいます。事業セグメント別では、オンデマンドエコノミー事業とWeb3サービス事業の好調が続く見込みです。M&Aを活用した事業拡大も進めており、2025年12月に株式会社spacetimesを子会社化しました。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: オンデマンドエコノミー事業(売上高2,991百万円、セグメント利益189百万円)、Web3サービス事業(売上高139百万円、セグメント利益26百万円)、システムソリューション事業(売上高1,316百万円、セグメント利益219百万円)、シェアリングエコノミー事業(売上高1,356百万円、セグメント利益85百万円)
- 配当方針: 未定
- 株主還元施策: 未定
- M&A: 2025年12月に株式会社spacetimesを子会社化
- 人員・組織変更: 記載なし
【注意事項】 - 数値は決算書に記載されている実際の数字を使用 - データが不明な場合は「記載なし」と明記 - 表形式は markdown形式で見やすく整形 - 金額の単位を明確に記載