適時開示情報 要約速報

更新: 2026-04-03 15:18:49
決算 2026-02-13T15:30

2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

株式会社光ハイツ・ヴェラス (2137)

決算評価: 悪い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

株式会社光ハイツ・ヴェラスの2026年3月期第3四半期累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)の決算は、売上高が微増にとどまったものの、コスト増加により損失が拡大し、厳しい結果となりました。特に、物価高騰や人件費の高騰が収益を圧迫しています。新規施設「マスターズヴェラス北海道ボールパーク」の入居進捗が想定より緩やかなことも、収益改善の遅れに影響しています。通期業績予想も修正されており、今後の業績回復には課題が多い状況です。

2. 業績結果

科目 金額(百万円) 前期比(%)
売上高(営業収益) 2,284 +0.1%
営業利益 △322
経常利益 △218
当期純利益 △223
1株当たり当期純利益(EPS) △106.84円
配当金 記載なし

業績結果に対するコメント: 売上高は前年同期比でほぼ横ばいでしたが、売上原価が大幅に増加したことにより、売上総利益はマイナスに転じました。販売費及び一般管理費も増加しており、営業損失は前期から拡大しました。営業外収益の増加(為替差益など)があったものの、営業外費用も増加したため、経常損失も拡大しました。当期純損失も前年同期と同水準となりました。 主な収益源は有料老人ホーム事業ですが、新規施設「マスターズヴェラス北海道ボールパーク」の開業に伴う固定費(賃料)の発生や、物価高騰による諸費用の増加、営繕費の増加が損失拡大の主な要因として挙げられています。

3. 貸借対照表(バランスシート)

【資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |------|---------------|--------| | 流動資産 | 5,804 | △3.9% | | 現金及び預金 | 5,198 | △4.8% | | 受取手形及び売掛金 | 428 | +7.3% | | 棚卸資産 | 2.892 | +23.8% | | その他 | 170 | △5.0% | | 固定資産 | 1,312 | +1.7% | | 有形固定資産 | 538 | +4.0% | | リース資産(純額) | 311 | +7.5% | | 無形固定資産 | 7.333 | △28.3% | | 投資その他の資産 | 767 | +0.9% | | 資産合計 | 7,117 | △3.0% |

【負債の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |------|---------------|--------| | 流動負債 | 973 | △0.8% | | 支払手形及び買掛金 | 記載なし | ― | | 短期借入金 | 100 | 0.0% | | その他 | 363 | +3.5% | | 固定負債 | 3,021 | +0.4% | | 長期借入金 | 4.125 | △21.7% | | その他 | 471 | +2.4% | | 負債合計 | 3,994 | +0.05% |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(百万円) | 前期比(%) | |------|---------------|--------| | 株主資本 | 3,122 | △6.7% | | 資本金 | 686 | 0.0% | | 利益剰余金 | 1,870 | △10.6% | | その他の包括利益累計額 | 記載なし | ― | | 純資産合計 | 3,122 | △6.7% | | 負債純資産合計 | 7,117 | △3.0% |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は43.9%(前期末45.6%)となり、前期から低下しました。これは主に利益剰余金の減少によるものです。 流動資産は現金及び預金の減少により減少しましたが、受取手形及び売掛金は増加しました。固定資産はリース資産の取得により微増しました。 負債合計はほぼ横ばいですが、流動負債の「その他」が増加し、固定負債の「その他」も増加しました。 純資産は利益剰余金の減少により大幅に減少しました。

4. 損益計算書

科目 金額(百万円) 前期比(%) 売上高比率(%)
売上高(営業収益) 2,284 +0.1% 100.0%
売上原価 2,374 +4.2% 103.9%
売上総利益 △89 △3.9%
販売費及び一般管理費 232 +0.4% 10.2%
営業利益 △322 △14.1%
営業外収益 123 +83.2% 5.4%
営業外費用 19 △41.4% 0.8%
経常利益 △218 △9.6%
特別利益 記載なし
特別損失 記載なし
税引前当期純利益 △218 △9.6%
法人税等 4.673 △56.9% 0.2%
当期純利益 △223 △3.0% △9.8%

損益計算書に対するコメント: 売上高は微増でしたが、売上原価が売上高を上回るペースで増加したため、売上総利益は大幅なマイナスとなりました。これは、物価高騰による原材料費や仕入価格の上昇が主因と考えられます。 販売費及び一般管理費は微増にとどまりましたが、売上総利益の赤字が大きいため、営業損失は前期から拡大しました。 営業外収益は為替差益の計上などにより大幅に増加しましたが、営業外費用も増加したため、経常損失も拡大しました。 当期純利益は、法人税等の減少により、前年同期比では若干の改善が見られますが、依然として赤字です。 売上高営業利益率はマイナス14.1%と、収益性が著しく悪化しています。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

当第3四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。 減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む)は、前年同期の56,263千円から59,916千円に増加しています。

6. 今後の展望

2026年3月期の通期業績予想は、2025年5月14日に公表した予想から修正されています。詳細については別途開示されていますが、現時点では通期で売上高3,050百万円(前期比10.3%増)、営業損失380百万円、経常損失270百万円、当期純利益280百万円の赤字を見込んでいます。 「マスターズヴェラス北海道ボールパーク」の入居率向上に向けた営業活動や情報発信の強化、既存施設における新規顧客獲得活動の継続が図られます。しかし、依然として人件費の高騰や物価上昇が経営環境に与える影響は大きく、収益改善には時間がかかる見込みです。

7. その他の重要事項

  • セグメント情報: 介護事業のみの単一セグメントであり、重要性が乏しいため記載が省略されています。
  • 配当方針: 2025年3月期、2026年3月期ともに配当は実施されていません。
  • 株主還元施策: 特に記載はありません。
  • M&Aや大型投資: 記載はありません。
  • 人員・組織変更: 記載はありません。
  • 継続企業の前提に関する注記: 該当事項はありません。
  • 株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記: 該当事項はありません。