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更新: 2026-02-16 16:00:00
決算 2026-02-16T16:00

2026年7月期 中間決算短信(2025年7月9日~2026年1月8日)

シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社 (1551)

決算評価: 非常に良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

1. 総評

本レポートは、シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社が発表した2026年7月期中間決算(2025年7月9日~2026年1月8日)に基づき、ファンドの運用状況を分析したものです。当期は、主要投資資産である株式の評価額が大幅に増加し、純資産総額も増加するなど、非常に良好な運用成績を収めました。特に、1口当たりの基準価額の上昇は、投資家にとってプラスの材料と言えます。前期と比較して、資産規模の拡大と収益性の向上が顕著に見られます。

2. 業績結果

以下の数値は、中間決算短信から抜粋したものです。単位は円、または口です。

科目 当中間計算期間(2026年1月8日現在) 前中間計算期間(2025年1月8日現在) 前期比
主要投資資産(株式)金額 818,759,820 679,070,000 +139,689,820 (+20.6%)
現金・預金・その他の資産 2,000,000 3,000,000 -1,000,000 (-33.3%)
合計(純資産) 821,693,644 682,194,662 +139,499,000 (+20.4%)
発行済口数 131,739口 116,229口 +15,510口 (+13.3%)
10口当たり基準価額 62,370円 58,690円 +3,680円 (+6.3%)

業績結果に対するコメント: 当中間計算期間において、主要投資資産である株式の評価額が前期比で約20.6%増加し、純資産総額も約20.4%増加しました。これは、市場環境の好転や、東証スタンダード市場TOP20指数に連動するETFの運用が順調に進んだことを示唆しています。現金・預金・その他の資産は減少していますが、これは株式への投資比率を高めた結果と考えられます。発行済口数も増加しており、ファンドへの資金流入があったことが伺えます。10口当たり基準価額も約6.3%上昇しており、投資家へのリターンは良好です。

3. 貸借対照表(バランスシート)

以下の表は、中間貸借対照表から抜粋したものです。単位は円です。

【資産の部】 | 科目 | 金額(円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | | | | コール・ローン | 74,934,325 | +13,959,391 | | 株式 | 818,759,820 | +139,689,820 | | 未収配当金 | 719,600 | -202,200 | | 未収利息 | 1,450 | +689 | | その他未収収益 | 68,875 | +23,933 | | 流動資産合計 | 894,484,070 | +153,451,626 | | 資産合計 | 894,484,070 | +153,451,626 |

【負債の部】 | 科目 | 金額(円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | | | | 未払収益分配金 | - | -6,741,282 | | 未払受託者報酬 | 225,303 | +31,326 | | 未払委託者報酬 | 1,900,232 | +353,567 | | 未払利息 | 31,986 | +8,810 | | 受入担保金 | 68,441,310 | +20,085,660 | | その他未払費用 | 2,191,595 | +334,570 | | 流動負債合計 | 72,790,426 | +13,977,651 | | 負債合計 | 72,790,426 | +13,977,651 |

【純資産の部】 | 科目 | 金額(円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 元本等 | | | | 元本 | 212,099,790 | +24,971,100 | | 剰余金 | | | | 中間剰余金又は中間欠損金( △) | 609,593,854 | +114,527,882 | | (分配準備積立金) | 216,762 | - | | 元本等合計 | 821,693,644 | +139,499,000 | | 純資産合計 | 821,693,644 | +139,499,000 | | 負債純資産合計 | 894,484,070 | +153,451,626 |

貸借対照表に対するコメント: 自己資本比率は、純資産合計を負債純資産合計で割ることで算出できます。当期末の自己資本比率は、約91.9%(821,693,644 / 894,484,070)となり、非常に健全な財務状況を示しています。流動比率や当座比率といった短期的な支払い能力を示す指標は、ETFの性質上、直接的な算定は難しいですが、コール・ローンや株式といった換金性の高い資産を多く保有しており、流動性は高いと考えられます。資産構成としては、株式が大部分を占めており、負債は主に受入担保金や各種費用となっています。前期と比較して、株式の増加に伴い資産合計が大幅に増加し、それに伴って純資産も増加しています。元本等も増加しており、これは中間追加信託によるものと考えられます。

4. 損益計算書

以下の表は、中間損益及び剰余金計算書から抜粋したものです。単位は円です。

科目 金額(円) 前期比 売上高比率
受取配当金 5,188,500 +427,700 -
受取利息 138,024 +80,238 -
有価証券売買等損益 44,754,384 +20,771,955 -
その他収益 525,539 +350,530 -
営業収益合計 50,606,447 +21,630,423 100.0%
支払利息 129,515 +73,471 -
受託者報酬 225,303 +41,465 -
委託者報酬 1,900,232 +344,256 -
その他費用 2,191,595 +460,025 -
営業費用合計 4,446,645 +919,217 -
営業利益 46,159,802 +20,711,206 -
経常利益 46,159,802 +20,711,206 -
当期純利益 46,159,802 +20,711,206 -

損益計算書に対するコメント: 当期は、営業収益が前期比で約74.6%増加し、営業利益も約77.5%増加しました。特に、有価証券売買等損益の増加が収益を大きく牽引しました。これは、市場の活性化や保有株式の値上がりによるものと考えられます。営業費用も増加していますが、営業収益の増加率と比較すると抑制されており、収益性が大幅に改善しています。売上高営業利益率は約91.2%(46,159,802 / 50,606,447)と非常に高く、ETFとしての運用効率の良さを示しています。ROE(自己資本利益率)についても、当期純利益と期首純資産を基に計算すると、約6.8%(46,159,802 / 682,194,662)となり、前期の約3.7%(25,448,636 / 402,859,709)から大きく改善しています。コスト構造としては、受託者報酬や委託者報酬といった運用にかかる費用が主なものですが、収益の増加に対しては比較的安定しています。

5. キャッシュフロー(記載があれば)

中間決算短信には、キャッシュフロー計算書は直接記載されていません。しかし、中間損益及び剰余金計算書における「中間追加信託に伴う剰余金増加額」が68,368,080円と記載されており、これが実質的な資金流入を示唆しています。

6. 今後の展望

シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社は、東証スタンダード市場TOP20 ETF(コード番号:1551)を運用しており、その今後の展望は、東証スタンダード市場全体の動向に大きく左右されます。 - 業績予想: 公表されている業績予想はありませんが、当期の好調な運用成績から、今後も市場環境が安定していれば、継続的な純資産の増加と基準価額の上昇が期待されます。 - 戦略: ETFの運用会社として、市場の動向を的確に捉え、連動対象指数との乖離を最小限に抑えながら、効率的な運用を行うことが基本戦略となります。 - リスク要因: - 市場リスク: 東証スタンダード市場全体の低迷や、個別銘柄の株価下落は、ETFの基準価額に直接的な影響を与えます。 - 金利リスク: 金利の変動は、株式市場全体に影響を与える可能性があります。 - 為替リスク: 外貨建て資産を保有している場合、為替レートの変動リスクがあります。(本ETFは主に国内株式を対象としているため、為替リスクは限定的と考えられます。) - 成長機会: - 市場の成長: 東証スタンダード市場が今後成長し、それに伴いETFへの投資需要が増加する可能性があります。 - 新たな投資商品の開発: 類似ETFや、異なる指数に連動するETFなどを開発することで、事業領域を拡大する可能性があります。

7. その他の重要事項

  • セグメント別業績: ETFは単一のファンドとして運用されるため、セグメント別の業績開示はありません。
  • 配当方針: ETFは、分配金として収益を投資家に還元する仕組みですが、当期においては分配金は実施されていません。これは、収益をファンド内に留保し、さらなる資産成長に繋げる戦略であると考えられます。
  • 株主還元施策: ETFの性質上、直接的な株主還元施策はありませんが、基準価額の上昇を通じて投資家へのリターンを提供します。
  • M&Aや大型投資: ETFの運用会社としての性質上、M&Aや大型投資といった情報は直接的には該当しません。
  • 人員・組織変更: 公開されている情報からは、人員や組織に関する特筆すべき事項は見当たりません。

【注意事項】 本レポートは、提供された決算短信に基づき作成されたものであり、全ての財務情報を網羅しているわけではありません。また、ETFの特性上、一般的な企業の財務分析とは異なる側面があります。投資判断にあたっては、ご自身の判断と責任において行ってください。