2026年1月期(2025年1月11日~2026年1月10日)決算短信
大和アセットマネジメント株式会社 (iFreeETF TOPIX ダブルインバース(-2倍)指数) (1368)
決算評価: 悪い主要業績指標
AI財務分析レポート
1. 総評
本レポートは、大和アセットマネジメント株式会社が運用するiFreeETF TOPIX ダブルインバース(-2倍)指数(コード番号: 1368)の2026年1月期(2025年1月11日~2026年1月10日)の決算状況について分析したものです。当期において、ファンドの純資産総額は前期の約半分にまで減少し、基準価額も大幅に下落しました。これは、連動対象であるTOPIX指数が上昇したことによるもので、ダブルインバース型ETFの特性上、市場の上昇局面では損失が発生します。営業収益は赤字幅が拡大し、当期純損失も増加しており、ファンドの運用状況としては厳しい結果となりました。
2. 業績結果
以下の数値は、決算短信に基づき、円単位で記載しています。
| 科目 | 2025年1月期 (前期) | 2026年1月期 (当期) | 前期比 (増減額) | 前期比 (%) |
|---|---|---|---|---|
| 売上高(営業収益)合計 | △503,282,417 | △747,158,765 | △243,876,348 | +48.4% (赤字拡大) |
| 営業利益 | △516,550,487 | △758,962,025 | △242,411,538 | +46.9% (赤字拡大) |
| 経常利益 | △516,550,487 | △758,962,025 | △242,411,538 | +46.9% (赤字拡大) |
| 当期純利益 | △516,550,487 | △758,962,025 | △242,411,538 | +46.9% (赤字拡大) |
| 1株当たり当期純利益(EPS) | 記載なし | 記載なし | - | - |
| 配当金 | 0 | 0 | 0 | - |
業績結果に対するコメント: 当期の業績は、連動対象であるTOPIX指数の上昇により、ファンドにとって非常に厳しい結果となりました。営業収益、営業利益、経常利益、当期純利益の全てにおいて赤字幅が拡大しています。特に、派生商品取引等損益が当期において△752,121,900円と、前期の△504,597,250円から大幅に悪化しており、これが全体の業績を大きく押し下げた要因です。ダブルインバース型ETFは、市場の逆方向に連動するため、市場が上昇局面にある場合には損失が発生します。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】
| 科目 | 金額(円) | 前期比 (円) | 前期比 (%) |
|---|---|---|---|
| 流動資産 | |||
| コール・ローン | 454,202,198 | △569,024,251 | △55.5% |
| 親投資信託受益証券 | 613,414,572 | △588,360,980 | △49.0% |
| 派生商品評価勘定 | - | △45,652,550 | △100.0% |
| 未収入金 | - | △2,178,500 | △100.0% |
| 未収利息 | 9,170 | +9,170 | - |
| 前払金 | 59,000,000 | +59,000,000 | - |
| 差入委託証拠金 | 104,850,721 | △97,506,085 | △48.2% |
| 流動資産合計 | 1,231,476,661 | △1,244,713,196 | △50.3% |
| 資産合計 | 1,231,476,661 | △1,244,713,196 | △50.3% |
【負債の部】
| 科目 | 金額(円) | 前期比 (円) | 前期比 (%) |
|---|---|---|---|
| 流動負債 | |||
| 派生商品評価勘定 | 85,505,200 | +85,348,550 | +9999.9% |
| 前受金 | - | △17,220,000 | △100.0% |
| 未払金 | 4,333,300 | +4,333,300 | - |
| 未払受託者報酬 | 336,216 | △80,440 | △19.3% |
| 未払委託者報酬 | 4,707,613 | △1,126,173 | △19.3% |
| その他未払費用 | 1,193,036 | △13,911 | △1.2% |
| 流動負債合計 | 96,075,365 | +71,241,326 | +286.8% |
| 負債合計 | 96,075,365 | +71,241,326 | +286.8% |
【純資産の部】
| 科目 | 金額(円) | 前期比 (円) | 前期比 (%) |
|---|---|---|---|
| 株主資本 | |||
| 元本等 | 49,033,380,000 | △3,609,750,000 | △6.9% |
| 剰余金 | |||
| 期末剰余金又は期末欠損金(△ ) | △47,897,978,704 | +2,293,795,478 | △4.6% (損失減少) |
| (分配準備積立金) | △168,812,921 | △6,891,136 | +4.3% |
| 元本等合計 | 1,135,401,296 | △1,315,954,522 | △53.7% |
| 純資産合計 | 1,135,401,296 | △1,315,954,522 | △53.7% |
| 負債純資産合計 | 1,231,476,661 | △1,244,713,196 | △50.3% |
貸借対照表に対するコメント: 当期において、ファンドの純資産合計は前期の2,451,355,818円から1,135,401,296円へと大幅に減少しました。これは、主に「元本等」の減少と、期末剰余金(欠損金)の増加(損失の拡大)によるものです。 自己資本比率(純資産合計 ÷ 負債純資産合計)は、前期が約99.0%であったのに対し、当期は約92.2%と低下しています。これは、ファンドの規模が縮小したことを示しています。 流動資産合計が前期の2,476,189,857円から1,231,476,661円へと約半減しており、特に「コール・ローン」や「親投資信託受益証券」の残高が大きく減少しています。これは、ファンドの解約や基準価額の下落に伴う資産の減少を示唆しています。 流動負債合計は前期の24,834,039円から96,075,365円へと増加しており、特に「派生商品評価勘定」の増加が目立ちます。これは、市場の変動に伴うデリバティブ取引の評価額の変動によるものと考えられます。 「元本等」の欠損額は、前期の50,191,774,182円から47,897,978,704円へと減少していますが、依然として巨額の欠損状態が続いており、これはファンドの運用方針(TOPIX指数の逆連動)に起因するものです。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(円) | 前期比 (円) | 前期比 (%) | 売上高比率 |
|---|---|---|---|---|
| 営業収益合計 | △747,158,765 | △243,876,348 | +48.4% (赤字拡大) | 100.0% |
| 売上原価 | 記載なし | 記載なし | - | - |
| 売上総利益 | 記載なし | 記載なし | - | - |
| 販売費及び一般管理費 | 記載なし | 記載なし | - | - |
| 営業利益 | △758,962,025 | △242,411,538 | +46.9% (赤字拡大) | - |
| 営業外収益 | 記載なし | 記載なし | - | - |
| 営業外費用 | 記載なし | 記載なし | - | - |
| 経常利益 | △758,962,025 | △242,411,538 | +46.9% (赤字拡大) | - |
| 特別利益 | 記載なし | 記載なし | - | - |
| 特別損失 | 記載なし | 記載なし | - | - |
| 税引前当期純利益 | 記載なし | 記載なし | - | - |
| 法人税等 | 記載なし | 記載なし | - | - |
| 当期純利益 | △758,962,025 | △242,411,538 | +46.9% (赤字拡大) | - |
損益計算書に対するコメント: 当期の損益計算書は、ファンドの運用成績が大幅に悪化したことを示しています。 営業収益合計は、前期の△503,282,417円から当期の△747,158,765円へと、赤字幅が約48.4%拡大しました。これは、主に「派生商品取引等損益」が前期の△504,597,250円から当期の△752,121,900円へと、損失が拡大したことによるものです。 営業利益、経常利益、当期純利益も同様に赤字幅が拡大しており、ファンドの運用状況は厳しいものとなっています。 「その他費用」は、主に「対象指数の商標の使用料」であり、前期の1,236,892円から当期の1,284,414円へと微増しています。 当期純損失は△758,962,025円となり、前期の△516,550,487円から約46.9%増加しました。
5. キャッシュフロー(記載があれば)
本決算短信には、キャッシュフロー計算書は記載されていません。
6. 今後の展望
iFreeETF TOPIX ダブルインバース(-2倍)指数は、TOPIX指数の値動きに対して逆方向に2倍連動することを目指すETFです。したがって、今後の展望は、TOPIX指数の今後の値動きに大きく左右されます。 もしTOPIX指数が下落傾向となれば、本ファンドの基準価額は上昇し、投資家にとって利益をもたらす可能性があります。逆に、TOPIX指数が上昇を続ける場合、ファンドは継続的に損失を計上し、純資産総額の減少が続く可能性があります。 投資家は、市場全体の動向を注視し、TOPIX指数の今後の見通しを慎重に判断する必要があります。
7. その他の重要事項
- 分配金: 当期および前期ともに分配金は支払われていません。
- 元本の欠損: 貸借対照表の注記において、「元本の欠損」が報告されています。これは、貸借対照表上の純資産額が元本総額を下回っている状態であり、当期末で47,897,978,704円の欠損が生じています。これは、ファンドの運用方針上、市場の上昇局面で発生するものであり、ファンドの特性として理解する必要があります。
- 金融商品のリスク: 金融商品に対する取組方針として、価格変動リスク、信用リスク、流動性リスクに晒されていることが明記されています。
- 1口当たり情報: 1口当たり純資産額は、前期の465.7円から当期は231.6円へと大幅に下落しています。