2026年1月期(2025年1月11日~2026年1月10日)決算短信
大和アセットマネジメント株式会社 (1366)
決算評価: 悪い主要業績指標
AI財務分析レポート
1. 総評
本レポートは、iFreeETF 日経平均ダブルインバース・インデックス(1366)の2026年1月期(2025年1月11日~2026年1月10日)の決算状況を分析したものです。当期は、日経平均株価指数が上昇基調で推移したことから、ダブルインバース型ETFである本ファンドの運用成績は著しく悪化しました。その結果、純資産総額および1口当たり基準価額は前期と比較して大幅に減少しました。分配金は支払われませんでした。
2. 業績結果
以下の数値は、決算短信より抜粋し、円単位で記載しています。
| 科目 | 2025年1月期 (前期) | 2026年1月期 (当期) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 純資産合計 | 7,947,999,737 円 | 6,717,520,943 円 | -15.5% |
| 1口当たり基準価額 | 296.6 円 | 136.6 円 | -54.0% |
| 分配金 | 0 円 | 0 円 | - |
業績結果に対するコメント: 当期の業績は、日経平均株価指数が上昇したことにより、ダブルインバース型ETFの特性上、運用成績が大きく悪化しました。特に、派生商品取引等損益が大幅なマイナスとなったことが、営業収益の減少とそれに伴う純損失の拡大に大きく影響しています。1口当たり基準価額の低下は、投資家にとって直接的な損失となります。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】
| 科目 | 金額(円) | 前期比 |
|---|---|---|
| 流動資産 | ||
| コール・ローン | 2,131,428,515 | -36.4% |
| 親投資信託受益証券 | 4,095,961,953 | +9.9% |
| 派生商品評価勘定 | - | - |
| 未収利息 | 43,034 | 記載なし |
| 前払金 | 211,670,000 | +68.5% |
| 差入委託証拠金 | 765,544,698 | -0.9% |
| 流動資産合計 | 7,204,648,200 | -10.1% |
| 資産合計 | 7,204,648,200 | -10.1% |
【負債の部】
| 科目 | 金額(円) | 前期比 |
|---|---|---|
| 流動負債 | ||
| 派生商品評価勘定 | 432,981,900 | +1364.8% |
| 未払金 | 20,424,300 | +69.3% |
| 未払受託者報酬 | 2,031,655 | -3.6% |
| 未払委託者報酬 | 28,443,778 | -3.6% |
| その他未払費用 | 3,245,624 | -29.5% |
| 流動負債合計 | 487,127,257 | +526.4% |
| 負債合計 | 487,127,257 | +526.4% |
【純資産の部】
| 科目 | 金額(円) | 前期比 |
|---|---|---|
| 株主資本 | ||
| 元本等 | 6,717,520,943 | -15.5% |
| (内訳) | ||
| 元本 | 491,846,160,000 | +83.6% |
| 剰余金 (期末欠損金) | △485,128,639,057 | +86.6% (欠損拡大) |
| (分配準備積立金) | △876,289,379 | +3.7% (欠損拡大) |
| 純資産合計 | 6,717,520,943 | -15.5% |
| 負債純資産合計 | 7,204,648,200 | -10.1% |
貸借対照表に対するコメント: 当期において、純資産合計は前期比で15.5%減少しました。これは、運用成績の悪化により期末欠損金が大幅に増加したことが主因です。一方で、元本額は設定口数の増加により大幅に増加しています。流動負債の増加は、主に派生商品評価勘定の増加によるものです。自己資本比率(純資産/負債純資産合計)は、前期の約99.0%から当期は約93.2%へと低下しており、財務的な安定性はやや低下しています。安全性指標としての流動比率や当座比率といった概念は、ETFの性質上、一般的な企業とは異なりますが、資産の大部分がコール・ローンや親投資信託受益証券といった比較的流動性の高い資産で構成されています。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 受取利息 | 10,824,582 | +221.4% | 0.2% |
| 有価証券売買等損益 | 14,333,443 | +362.0% | 0.3% |
| 派生商品取引等損益 | △4,800,532,350 | -3.1% | -99.7% |
| 営業収益合計 | △4,775,374,325 | -3.5% | -100.0% |
| 支払利息 | - | - | - |
| 受託者報酬 | 3,497,259 | -32.4% | 0.1% |
| 委託者報酬 | 48,962,848 | -32.5% | 1.0% |
| その他費用 | 3,664,328 | -33.8% | 0.1% |
| 営業費用合計 | 56,124,435 | -32.6% | 1.2% |
| 営業利益又は営業損失(△ ) | △4,831,498,760 | -3.9% | -101.2% |
| 経常利益又は経常損失(△ ) | △4,831,498,760 | -3.9% | -101.2% |
| 当期純利益又は当期純損失( △) | △4,831,498,760 | -3.9% | -101.2% |
損益計算書に対するコメント: 当期は、日経平均株価指数の上昇により、ダブルインバース型ETFの運用成績が悪化し、大幅な営業損失となりました。特に、派生商品取引等損益が△48億円超と、営業収益の大部分を占め、かつ大幅なマイナスとなったことが、損失拡大の最大の要因です。受取利息や有価証券売買等損益は増加していますが、その影響は限定的です。営業費用は、受託者報酬や委託者報酬の減少により、前期比で減少しています。売上高営業利益率(営業利益/売上高)はマイナスであり、収益性は著しく悪化しています。
5. キャッシュフロー
本決算短信には、キャッシュフロー計算書は記載されていません。ETFの性質上、一般的な企業のキャッシュフロー計算書とは異なるため、ここでは記載を省略します。
6. 今後の展望
本ファンドは、日経平均株価指数に連動するダブルインバース型のETFであり、日経平均株価指数の変動に対して逆の動きをします。したがって、今後の展望は、日経平均株価指数の動向に大きく左右されます。 - 業績予想: ETFであるため、個別の業績予想は開示されていません。 - 戦略: 日経平均株価指数に連動するダブルインバース型ETFとして、対象指数の変動率の2倍の逆の投資成果を目指します。 - リスク要因: 日経平均株価指数の上昇が継続した場合、さらなる基準価額の下落リスクがあります。また、市場の急変による価格変動リスクも存在します。 - 成長機会: 日経平均株価指数が下落局面に入った際には、基準価額の上昇が期待できます。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: ETFであるため、セグメント別の業績開示はありません。
- 配当方針: 分配金の支払いは行われません。
- 株主還元施策: 分配金による株主還元はありません。
- M&Aや大型投資: ETFであるため、M&Aや大型投資といった概念は適用されません。
- 人員・組織変更: ETFであるため、人員・組織変更に関する情報は開示されていません。
【注意事項】 本分析は、提供された決算短信に基づき作成されています。数値は決算短信に記載されている実際の数字を使用しており、金額の単位は円です。データが不明な箇所は「記載なし」と明記しています。ETFの性質上、一般的な企業の財務分析とは異なる点にご留意ください。