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更新: 2026-01-28 17:15:06
決算短信 2025-02-10T15:30

2025年3月期 第3四半期 決算短信補足資料

マルハニチロ株式会社 (1333)

決算評価: 良い

主要業績指標

AI財務分析レポート

### 企業名 企業名: マルハニチロ株式会社 ### 決算評価 決算評価: 良い ### 簡潔な要約 マルハニチロ株式会社の2025年3月期第3四半期(2024年4月~12月)決算は、売上高8,281億円(前年同期比+5.2%)、営業利益278億円(同+9.8%、利益率3.4%)、経常利益310億円(同+2.6%)、親会社株主に帰属する四半期純利益232億円(同+3.6%)と、売上・利益ともに増加した。水産資源セグメントは養殖コスト高や北米スケソウダラ相場軟調で減益も、食材流通セグメントの水産商事効率化と加工食品セグメントのペットフード(タイ)好調により全体増益。通期計画(売上10,500億円、営業利益300億円)に対し進捗率は78.9~105.6%と順調。政策保有株売却益92億円が寄与し、期末配当60円(年間110円)予定で株主還元強化。(248文字) --- ## 【詳細な財務分析レポート】 ### 1. 総評 マルハニチロ株式会社の2025年3月期第3四半期(2024年4月1日~12月31日)連結決算は、売上高8,281億円(前年同期比+5.2%)、営業利益278億円(同+9.8%)と増収増益を達成した。加工食品セグメントの大幅増益と食材流通セグメントの堅調が寄与し、通期計画に対する進捗率は売上78.9%、営業利益92.8%と順調。主要変化点は、水産資源セグメントの減益圧力(養殖コスト高・北米相場軟調)に対し、ペットフード事業好調と在庫効率化でカバーした点。政策保有株売却益92億円が特別利益を押し上げ、純利益も増加した。 ### 2. 業績結果 - 売上高(営業収益):8,281億円(前年同期7,873億円、+408億円、+5.2%) - 営業利益:278億円(同254億円、+24億円、+9.8%) - 経常利益:310億円(同302億円、+8億円、+2.6%) - 当期純利益(親会社株主帰属):232億円(同224億円、+8億円、+3.6%) - 1株当たり当期純利益(EPS):記載なし - 配当金:中間50円、期末60円予定(年間110円) **業績結果に対するコメント**: 増収は水産資源(+10.6%)、加工食品(+13.6%)の販売数量増が主因。営業利益増は食材流通セグメント(+21.1%、水産商事の在庫効率化+26億円)と加工食品セグメント(+39.2%、ペットフードタイ好調+33億円)の貢献が大きい。水産資源セグメントは養殖(△13億円、北米△15億円)で減益。一方、特別利益98億円(投資有価証券売却益92億円)が純利益を押し上げ。セグメント別では海外売上高2,055億円(計画2,150億円)と堅調。 ### 3. 貸借対照表(バランスシート) 単位:億円(前期末:2024年3月末、当期末:2024年12月末) 【資産の部】 | 科目 | 金額(億円) | 前期比 | |------------------|-------------|------------| | 流動資産 | 4,644 | +594 | |   現金及び預金 | 記載なし | +78 | |   受取手形及び売掛金 | 記載なし | +377 | |   棚卸資産 | 記載なし | +102 | |   その他 | 記載なし | - | | 固定資産 | 2,595 | △73 | |   有形固定資産 | 記載なし | +8 | |   無形固定資産 | 記載なし | △7 | |   投資その他の資産 | 記載なし | △85(投資有価証券) | | **資産合計** | 7,239 | +521 | 【負債の部】 | 科目 | 金額(億円) | 前期比 | |------------------|-------------|------------| | 流動負債 | 2,820 | +90 | |   支払手形及び買掛金 | 記載なし | +151(仕入債務) | |   短期借入金 | 記載なし | △215 | |   その他 | 記載なし | +200(CP) | | 固定負債 | 1,746 | +212 | |   長期借入金 | 記載なし | +66 | |   その他 | 記載なし | +150(社債) | | **負債合計** | 4,566 | +303 | 【純資産の部】 | 科目 | 金額(億円) | 前期比 | |------------------------|-------------|------------| | 株主資本 | 1,971 | +182 | |   資本金 | 記載なし | - | |   利益剰余金 | 記載なし | +182 | | その他の包括利益累計額 | 270 | △13 | | **純資産合計** | 2,673 | +219 | | **負債純資産合計** | 7,239 | +521 | **貸借対照表に対するコメント**: 自己資本比率30.9%(前期30.8%)と横ばい、安全性は安定。流動比率(流動資産/流動負債)≈1.65倍、当座比率は現預金中心で健全。有利子負債3,045億円(+201億円、CP+200億円・社債+150億円)と増加も、資産増加(棚卸+102億円、売掛+377億円)が販売増を反映。純資産増は利益剰余金+182億円。固定資産微減は投資有価証券売却影響。 ### 4. 損益計算書 単位:億円 | 科目 | 金額(億円) | 前期比 | 売上高比率 | |------------------|-------------|--------|------------| | 売上高(営業収益) | 8,281 | +408 | 100.0% | | 売上原価 | 7,133 | +309 | 86.2% | | **売上総利益** | 1,148 | +98 | 13.9% | | 販売費及び一般管理費 | 870 | +73 | 10.5% | | **営業利益** | 278 | +25 | 3.4% | | 営業外収益 | 68 | △11 | 0.8% | | 営業外費用 | 36 | +6 | 0.4% | | **経常利益** | 310 | +8 | 3.7% | | 特別利益 | 98 | +11 | 1.2% | | 特別損失 | 3 | △30 | 0.0% | | 税引前当期純利益 | 405 | +49 | 4.9% | | 法人税等 | 117 | +9 | 1.4% | | **当期純利益** | 288* | - | - | *親会社株主帰属232億円、非支配55億円。 **損益計算書に対するコメント**: 売上総利益率13.9%(前期13.3%)と改善も販管費増で営業利益率3.4%(同3.2%)。ROEは純利益増で向上見込み。コスト構造は原価率高(86.2%)、生産性向上と価格転嫁が鍵。変動要因は原価+309億円(販売増・コスト高)、特別利益(売却益92億円)が純利益を支える。経常利益率3.7%と収益性安定。 ### 5. キャッシュフロー(記載があれば) 単位:億円 - 営業活動によるキャッシュフロー:△43億円(前年同期175億円、△218億円) 主因:売掛増加△370億円、棚卸増加△79億円、法人税支払△116億円。 - 投資活動によるキャッシュフロー:21億円(同△101億円、+122億円) 主因:有形固定資産取得△125億円、投資有価証券売却+121億円。 - 財務活動によるキャッシュフロー:83億円(同△83億円、+166億円) 主因:社債発行+149億円、CP発行+200億円(ネット減少分含む)、配当△50億円。 - フリーキャッシュフロー:営業+投資=△22億円(改善余地)。 現金残高449億円(+106億円)と増加。 ### 6. 今後の展望 - 会社公表業績予想:通期売上10,500億円、営業利益300億円、経常320億円、親会社純利益220億円(3Q進捗78.9~105.6%)。 - 中期経営計画:次期計画で配当性向30%以上、政策保有株3分の2以上売却(資金を成長・人財投資・還元へ)。 - リスク要因:水産資源のコスト高・相場軟調継続、生産コスト上昇、為替・供給不安定。 - 成長機会:加工食品ペットフード(タイ)好調、欧州・アジア輸出拡大、グループ協業強化。 ### 7. その他の重要事項 - セグメント別業績:水産資源1,863億円(利益19億円、△53.5%)、食材流通4,924億円(124億円、+21.1%)、加工食品1,342億円(119億円、+39.2%)。海外売上2,055億円(+8%)。 - 配当方針:年間110円(性向30%以上目指す)、安定配当継続。 - 株主還元施策:政策保有株売却(累計92億円益)、自社株売出し111億円。 - M&Aや大型投資:記載なし。 - 人員・組織変更:記載なし。

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