NEXT FUNDS ブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信 中間決算短信
野村アセットマネジメント株式会社 (NEXT FUNDS ブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信) (1325)
決算評価: 非常に良い主要業績指標
AI財務分析レポート
1. 総評
本レポートは、NEXT FUNDS ブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信(コード:1325)の2026年7月期中間決算(2025年7月9日~2026年1月8日)について分析するものです。当期において、ファンドの純資産は前期比で大幅に増加し、投資家にとって非常に良好な結果となりました。これは、ブラジル株式市場の回復と、それに伴う有価証券売買損益の改善、および為替差益の貢献によるものです。前期は有価証券売買損益および為替差損益がマイナスであったのに対し、当期は大きくプラスに転換したことが、業績を大きく押し上げました。
2. 業績結果
| 科目 | 金額(円) | 前期比 |
|---|---|---|
| 受取配当金 | 124,318,972 | 増加 |
| 受取利息 | 73,887 | 増加 |
| 有価証券売買等損益 | 286,236,327 | 黒字転換・大幅増 |
| 派生商品取引等損益 | 1,489,448 | 黒字転換 |
| 為替差損益 | 220,468,350 | 黒字転換・大幅増 |
| その他収益 | 12,404 | 新規計上 |
| 営業収益合計 | 632,599,388 | 大幅増 |
| 受託者報酬 | 728,052 | 増加 |
| 委託者報酬 | 13,104,916 | 増加 |
| その他費用 | 4,978,890 | 増加 |
| 営業費用合計 | 18,811,858 | 増加 |
| 営業利益又は営業損失(△) | 613,787,530 | 黒字転換・大幅増 |
| 経常利益又は経常損失(△) | 613,787,530 | 黒字転換・大幅増 |
| 中間純利益又は中間純損失(△) | 613,787,530 | 黒字転換・大幅増 |
| 期首剰余金又は期首欠損金(△) | △2,293,055,638 | 増加(欠損減) |
| 中間剰余金又は中間欠損金(△) | △1,679,268,108 | 減少(欠損減) |
業績結果に対するコメント: 当期は、前期の営業収益合計△392,070,087円から632,599,388円へと大幅に改善しました。この改善の主な要因は、ブラジル株式市場の回復に伴う「有価証券売買等損益」が前期の△162,016,316円から286,236,327円へと大きく黒字転換したこと、および「為替差損益」が前期の△305,535,514円から220,468,350円へと大幅なプラスに転換したことです。特に、ブラジルレアルの対円での上昇が為替差益に大きく貢献したと考えられます。 営業費用合計は増加しましたが、営業収益の増加幅がそれを大きく上回り、結果として営業利益、経常利益、中間純利益ともに大幅な黒字となりました。 中間剰余金(欠損金)も、前期の△2,293,055,638円から△1,679,268,108円へと、欠損額が減少しました。
3. 貸借対照表(バランスシート)
【資産の部】 | 科目 | 金額(円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動資産 | | | | 預金 | 17,041,642 | 増加 | | コール・ローン | 19,874,932 | 増加 | | 株式 | 2,933,989,755 | 増加 | | 派生商品評価勘定 | 365,461 | 減少 | | 未収入金 | - | 記載なし(前期は119,360,353円) | | 未収配当金 | 56,597,559 | 増加 | | 未収利息 | 402 | 増加 | | 差入委託証拠金 | 3,331,326 | 増加 | | 流動資産合計 | 3,031,201,077 | 増加 | | 資産合計 | 3,031,201,077 | 増加 |
【負債の部】 | 科目 | 金額(円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 流動負債 | | | | 未払金 | 12,212,827 | 新規計上 | | 未払収益分配金 | - | 記載なし(前期は122,944,545円) | | 未払受託者報酬 | 728,052 | 増加 | | 未払委託者報酬 | 13,104,916 | 増加 | | その他未払費用 | 821,662 | 減少 | | 流動負債合計 | 26,867,457 | 減少 | | 負債合計 | 26,867,457 | 減少 |
【純資産の部】 | 科目 | 金額(円) | 前期比 | |------|---------------|--------| | 元本等 | | | | 元本 | 4,683,601,728 | 変動なし | | 剰余金 | | | | 中間剰余金又は中間欠損金(△) | △1,679,268,108 | 減少(欠損減) | | (分配準備積立金) | 79,358 | 変動なし | | 元本等合計 | 3,004,333,620 | 増加 | | 純資産合計 | 3,004,333,620 | 増加 | | 負債純資産合計 | 3,031,201,077 | 増加 |
貸借対照表に対するコメント: 当期末の純資産合計は3,004,333,620円となり、前期末の2,390,546,090円から大幅に増加しました。これは、主に「株式」の評価額増加によるものです。 流動資産合計は3,031,201,077円と増加しており、その大部分を「株式」が占めています。前期に計上されていた「未収入金」が当期には計上されていません。 負債合計は26,867,457円と減少しました。特に「未払収益分配金」が計上されなくなったことが影響しています。 自己資本比率(純資産合計 ÷ 負債純資産合計)は、約99.1%となり、非常に健全な財務状況を示しています。 流動比率(流動資産合計 ÷ 流動負債合計)は約112.8倍となり、極めて高い流動性を示しています。
4. 損益計算書
| 科目 | 金額(円) | 前期比 | 売上高比率 |
|---|---|---|---|
| 営業収益合計 | 632,599,388 | 大幅増 | 100.0% |
| 営業費用合計 | 18,811,858 | 増加 | 3.0% |
| 営業利益 | 613,787,530 | 黒字転換・大幅増 | 97.0% |
| 経常利益 | 613,787,530 | 黒字転換・大幅増 | 97.0% |
| 当期純利益 | 613,787,530 | 黒字転換・大幅増 | 97.0% |
損益計算書に対するコメント: 当期の営業収益合計は632,599,388円となり、前期の△392,070,087円から大幅な改善を見せました。この改善は、主に「有価証券売買等損益」および「為替差損益」の黒字転換によるものです。 営業費用合計は18,811,858円と増加しましたが、営業収益の増加がそれを大きく上回ったため、営業利益、経常利益、当期純利益はそれぞれ613,787,530円と大幅な黒字となりました。 売上高営業利益率は97.0%と非常に高く、ファンドの収益性の高さを裏付けています。
5. キャッシュフロー(記載があれば)
本決算短信には、キャッシュフロー計算書は直接記載されていません。しかし、損益計算書および貸借対照表の変動から、以下のようなキャッシュフローの動きが推測されます。
- 営業活動によるキャッシュフロー: 営業収益の増加とそれに伴う利益の計上により、プラスに寄与したと考えられます。特に、有価証券の売買益や為替差益が大きく影響したと推測されます。
- 投資活動によるキャッシュフロー: 主に株式への投資に関連するキャッシュフローが発生したと考えられますが、具体的な情報は開示されていません。
- 財務活動によるキャッシュフロー: 設定・解約実績は当中間計算期間でゼロであり、大きな財務活動はなかったと推測されます。
6. 今後の展望
本決算短信には、今後の業績予想や中期経営計画に関する具体的な記載はありません。しかし、ファンドの性質上、ブラジル株式市場の動向が今後の業績に大きく影響すると考えられます。ボベスパ指数の動向、ブラジルの経済情勢、政治情勢、および為替レートの変動が、ファンドの基準価額に影響を与える主要因となります。
7. その他の重要事項
- セグメント別業績: 記載なし。
- 配当方針: 記載なし。ETFであるため、分配金は運用収益に応じて決定されると考えられます。
- 株主還元施策: 記載なし。
- M&Aや大型投資: 記載なし。
- 人員・組織変更: 記載なし。
その他特記事項: * ファンドの運用は野村アセットマネジメント株式会社が行っています。 * 連動対象指標はボベスパ指数です。 * 100口当たりの基準価額は、前期の20,825円から当期末には26,171円へと上昇しており、投資家にとって良好なリターンを示しています。